2012/01/09

「語学堂」で韓国語を勉強するの巻

今日から学校が始まりました。
私は、延世(よんせ)大学の語学堂に通っているのですが、
おそらく多くの方は「語学堂」という名前を聞いたことがないと思います。

なので、今回は韓国で韓国語を勉強するには?ということについて書こうと思います。


まず、韓国の学校に通って韓国語を学ぶ場合、選択肢は2つあります。

1)大学付属の語学学校(語学堂)
2)民間の語学学校



2)の民間の語学学校は万国共通ですね。
日本にも民間の日本語学校はたくさんありますよね。

さて、もうひとつの選択肢が語学堂です。
大学の付属機関として運営されている語学学校のことを韓国では「語学堂」と呼びます。
大学によって若干異なるものの、一般的なケースとしては
1学期は10週間(約3ヶ月)あり、1年で4学期開講されています。
1学期ごとに生徒登録の機会があるので、1学期だけ受けることも、
また、どの学期からでも入学が可能です。
(春や夏には、3週間の短期課程など、特殊なコースを設けている大学もあります。)

民間の語学学校に比べると、費用は大分安いです。
そのかわり、民間の語学学校のように好きな時から始められる訳でも
途中で辞められるわけでもないのですが。

語学堂を分かりやすく例えると、早稲田大学や慶応大学の敷地内に語学棟があって、
そこに世界各国から語学を勉強する生徒が集まっていると思うとほぼ正解だと思います。

大学の学生証も発行してもらえるため
大学の図書館やコンピューター室、スポーツ施設なども利用できます。

私は2010年に、成均館(そんぎゅんがん)大学 語学堂の短期課程(3週間)に
韓国語知識ゼロの状態で飛び込みました。

そして今通っている延世大学は、韓国の語学堂の中で一番歴史が古く(1959年設立)
世界中から生徒が集まる、マンモス語学堂です。

今の私のクラスは、私以外に日本人3人、中国人2人、モンゴル人1人、ロシア人2人、スイス人1人、アメリカ人1人、ドイツ人1人、イラン人1人がいます。
延世大学では、1クラスの定員はマックスで13名。
(で、全部でレベルに合わせて40クラスくらいあると思います。)

大学によって、「会話重視」「読む・聞く・書くのバランス重視」「アクティビティ豊富」など、内容も個性があるので、
もし語学堂に行かれる方は実際に行かれている方のブログとかで情報収集されるのが
良いかと思います。


延世大学の正門(敷地はめちゃめちゃ広い・・・)