2012/06/25

『す―な』

모-래
 『す―な』모-래(初演)
リッスン・トゥ・ザ・シティ&振動ゼリー 리슨투더시티 & 진동젤리
複合

公演日時:2012年7月15日(日) 19:22~(タイプミスではなく19時22分です、念のため。)
会場:漢江(ハンガン) 盤浦地区
所要時間:80分
対象年齢:全年齢
チケット:無料

作品紹介および内容
都市の欲望は全てを掴み飲み込んだ。
『す―な』は砂を失ってしまった川、漢江(ハンガン)で「川―すな」を迎える瞬間を背景にする。 私たち五人は漢江のほとりに座っている。 私たち五人は砂を待つ。 私たち五人は話を始める。 砂について話す。 ついにソウルの漢江で私たちは40年ぶりに川の砂に出会う。 ところでその砂は、果たしてどこからきたものだろうか?
巨大なトラックで運ばれてきた砂を見ながら五人の人々は各自の考えを話す。 砂を見て川の死を人文学的に分析する学者がいた。 砂の美しさは美学的に表現しなければならないという芸術家がおり、川は開発するしかない所だと熱弁を吐く人がいる。 この場面をツイッターで中継する人がいる。 しかし彼らは砂のある本物の川は見たことがない。 たった一人川を見た人は、我が国の最後の砂を人々に分けてやる。.
砂を失ってしまった川、漢江で、人々は自分たちに足りないものなど見つけられない。

リッスン・トゥ・ザ・シティ
リッスン・トゥ・ザ・シティは芸術家の新しい役割を模索している。 リッスン・トゥ・ザ・シティは芸術の外部的条件をより自由に考えるために組織された創作/批評共同体であり、芸術家がより自発的に考えて表現するために考案された一つの装置だ。 2009年から川に行き始め、都市がどれだけ残忍かを悟った。 都市を維持するため、たくさんのものを犠牲にしている。 都市に対するリサーチをしながら川の話をするためのインディペンデントの芸術空間スペース・モレを運営しており、インディペンデントの都市建築雑誌「アーバン・ドローイング」を発刊している。
www.listentothecity.org

振動ゼリー
振動ゼリーはゼリーのように柔らかな身体と思惟を目指す総合芸術集団である。 振動ゼリーは、60年代の芸術運動であるフルクサスとその脈絡を共にする。 人生と芸術を融合させようとしていた彼らのように、振動ゼリーも日常の中で生活の変革のきっかけを考え実践しようとする。 振動ゼリーはジャンルに限定されず、舞台芸術、メディア、文筆など、さまざまな芸術活動を通じて社会的な言説を伝達させるゼリーになる。

[出処] http://blog.naver.com/mtfestival/100160469537