千秋楽の日からなぜかホテルのwifiがつながらなくなってしまって、最後のツアーレポートを上げられずにいたのですが、ようやくアップします★
お待たせしました~!!
最終日のこの日、私はチリにしかいないという珍しいポケモンをゲットしに来ていました。
ポケモン、ゲットだぜ!! |
というわけではなく、TPAM事務局の塚口さんにご紹介していただいたチリ人のプロデューサー、ロレットさんに林さん、加藤さんと一緒に会っていました。
若手アーティストをめぐる創作環境や、金銭的サポートの話などの情報共有がいろいろできて興味深かったです。特に、チリは、国の片方は完全に海、そして反対側はアンデス山脈に阻まれ、なかなか情報やシステムを他の国々と共有することが難しいそうです。南米の他の国の情報をヨーロッパを経由して知ることも多いそうで、そういう点はアジアにおける日本にも似ているなぁと思いました。
あとやっぱり、チリと日本との大きな共通点は「地震とともに生きている」ということです。
今回のマームとジプシーの作品「てんとてん~」にも3.11のことが出てくるのですが、身体感覚を伴って地震を知っているチリのみなさんにこの作品どう届くか、個人的にもとても気になる部分でありました。
(結果、この作品はとても歓迎されたようで、本当に良かったです。)
ロレットさんと、林さん、加藤さん |
有意義なランチタイムを過ごして劇場に戻ります。実は今日は出演者のひとり、荻原綾さん(まるまる)のお誕生日。藤田君が先導して、前日からLINEでやりとりをし、みんなでサプライズを決行!
最後のシーンを稽古している間、まるまるがテントに入ったら音楽が止まり、お誕生日ソングが流れてみんなが取り囲むという段取り。
テントにまるまるが入ろうとしています… |
まるまるの周りにみんなからのプレゼントが。 |
ちょっと脚立にのぼってシャボン玉吹いてみてよ。 |
いやだ、いやだ。―1回だけでいいからさ! |
えー…-1回だけ、1回だけ! |
(みんなからのアツいリクエストに応え)ふー。 |
みんなからのプレゼントを開封。
じっちゃんからのプレゼントは、チリの南、パタゴニアの先住民のポストカード。この人たちは何がしたくてこういう形態に行きついたんですかね…。寒くないんですかね…。
この先住民たち、とにかくありとあらゆるグッズ展開されていて(笑)、聡子ちゃんはネックレスを、私はピアスを買いました。
西さんの奥さんがおにぎりも差し入れしてくださいました!10分足らずで完食(笑)
いなり、梅、こんぶ、鮭、たくあんも!! |
何かとこのツーショット。オノリゴとハサパウロ。 |
千秋楽ということもあってか、入りきるか不安になるくらいたくさんの方が並んでくれました。
ずらー。 |
客席もパツパツ! |
15分くらい押していよいよ開演!千秋楽もたくさんの拍手と「ブラボー」と指笛ピーピーで幕を閉じました。チリで有名な演劇評論家の先生も2回も観に来てくれました。
一言ありがとうが言いたかったんです!とわざわざお礼を言いに来てくれた若者も。
終演後はディレクターのハビエルさんからみんなに感謝のメッセージが。
そして打ち上げ!!
このあと異様な盛り上がりを見せる男子チーム |
どこにいってもかわいい女子チーム |
キャディー林。「ファー!」 |
(チリのワインは本当に美味しいんですよ。)
夏草や 兵どもが 夢の跡。 |
チリのみなさんにも喜んでいただけたようで、また私自身も本当によい経験となりました。
いやー、マームのみんなと旅をするのは楽しいなぁ。
Muchas gracias!! (ありがとうございました)
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