2014/01/01

2013年回顧と2014年の抱負。

みなさまあけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!!

2014年は自分にとって追い風の吹く1年になるような気がしている。
これまで鬱積していたいろいろなものを原動力に、一気に走りだす年にしたい。

2013年は学びの1年だった。自分の目と耳を研ぎ澄まして、人の動きや発言をじっと見守る1年。
自分の仕事の内容も(まぁフリーランスの制作者ってそういうものだけど)、自分で考えて自分で動き回るというより、誰かの思いやビジョンを実現化するために、その枠組みを組み立てるようなお仕事をいろいろ任せてもらったと思う。
そのなかで再確認したのは、やっぱり重要なのは人と人との信頼とか、相手を尊敬・尊重する気持ちで、それがないと人も物事も動くわけがないなぁということ。鋳型を作ってそこに何かをはめ込もうとしても絶対にうまくいかない。でもそこに誰か一人「求心力」となる人がいれば、一気にいろんなことが動き始めるんだなぁということ。

いろいろなことがあった2013年でしたが、おおきなことだけ回顧。

・国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM)2013の事務局スタッフ参加。2012年末に韓国から帰国してすぐに年明けからTPAM事務局に参加させてもらった。会期まで1か月というタイミングで入ったので、とにかく前に向って走り続ける日々で、後ろを振り返ることも、一旦立ち止まることもできずに、自分的に思い残したことがいろいろあった。2014年のTPAMもまた参加させてもらえることになり、昨年11月から事務局にいる。2013年の心残りをまさに今、自分なりに昇華する日々。今年のTPAMはネットワーキング・プログラムに力を入れてるので、舞台芸術関係者のみなさま、絶対に来てくださいね!

ボランティア説明会

・あきちゃん(姉)の結婚。プロのメイクにより、あきちゃんは誰よりもきれいな花嫁さんになっていた。参列者全員に私はあきちゃんの姉だと間違えられ、「いえ、私は妹です」と何度も何度も繰り返し続けた。永遠に幸せにな!

・マームとジプシー 『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて。』 イタリア公演、チリ公演のツアーマネージャー。マームとジプシーはF/T10の公募プログラムに参加してくれ、私がフェスティバル側の担当者だったときからのつながり。イタリアとチリに一緒にツアーに行かせてもらい、私自身「海外で公演をすることの意味」をすごく考え、藤田君の発言から学ぶことが多かった。イタリアでは毎公演字幕オペレーションしながら泣いていた(笑)。本当にマームのみんなとの旅は楽しかった。このツアーでマームとジプシーのことがさらに好きになった!

チリ

・大学院合格。もうこのことは何度も書いたので今更書かないけど、最後まで放棄せず、あとから人生を振り返った時にあの時間があって良かったなぁと思えるような濃密な時間にしたい。

・日韓共同製作プロジェクト『つれなくも秋の風』演出助手。はじめての「演出助手」という肩書。とはいえ頭の中がどうしても「制作的思考」なので、関係者の方々には迷惑をかけた部分もあるかと思う。でもクリエーションの現場に立ち会うこと自体が久々だったし、大勢の人達と何かをつくりげるのは本当にいい経験だった。ここで出会えた仲間も最高だった。

集合写真が完全に結婚式(笑)

・「舞台芸術界・進撃の巨人オフ会」開催。進撃の巨人のことを語り合える人が周囲にいないので、twitterで呼びかけたら賛同してくれる人が集まり、なんと月に1回の定例行事に。仕事ともちょっと違う、謎のネットワークで毎回楽しい。進撃の巨人の話しかしないのも良い。


・競馬部。今年デビューしたもののひとつが競馬。私はなにかにハマるとすぐに仲間を集めたがる習性があるらしく、私に競馬を指南してくれたNEXTの藤原部長とともに競馬部を創部。疾走する馬は美しい。次回は2月のTPAM終了後、フェブラリーステークス!


*   *   *
2013年は「じっと見る」1年だったので、2014年は動き始めの年にしたい。
自分の人生のハンドルは自分で操作したい、誰かに任せたくはないので、最後の瞬間までハンドルを離さないでいたい。