2013/03/17

隣(韓国)の芝生は青いなぁ…って思うなかで、さらにふと思ったひとりごと。

3月に入って、韓国の制作者サポートに関する記事をいくつかアップしてきました。
韓国は国家的な規模で、舞台芸術を含む文化・芸術の産業機能を強化しようとしているので、合理的・戦略的な取り組みをいろいろ行っていますよね。

そもそもこのブログを始めたきっかけというのは、韓国の舞台や作品の情報が日本に伝わることはあっても、舞台芸術に関する国の制度とか組織とか催事とか、作品を作る「しくみ」のほうがどうなっているかというのは、私自身もあまり知らなくて、そういった制作者目線の韓国の情報をレポートしたいなぁと思ったのがはじまりです。

で、ここ最近、隣の芝生の青さについて考えているうちに、ふと思ったことがあって。
私自身、制作者としていろいろな公演に関わらせていただき、その中で知識・経験を積んできました。(特にフェスティバル/トーキョーでのさまざまな経験は、今の私の血肉となっています!感謝。)

そのなかで、今、自分自身が制作者として当たり前と思っていることや、身に付けている知識が、自分以外の誰かにとっては当たり前じゃないかもしれない、ということをふと思ったのです。

とってもベーシックに思えることを改めて文章にして共有する、自分のなかのノウハウ的なことも誰かと共有することで、新たな発見があるかもしれない、そんなことに改めて気づいた今日この頃。

あ、その「ベーシックなこと」っていうのは、たとえば舞台芸術用語とか、日本国内の助成金の情報とか、そういうネットで検索すれば出てくるようなことじゃなくって、「現場にいなきゃ分からないこと」です。

そういうことを改めて文章にしていくことで、もしかしたら今これから制作者をめざそうとしている人の一助になったり、自分自身改めていろいろ考えなおすきっかけにもなるのかなぁ、と思いました。
それで、忘れないうちにこの今の思いをブログに書いとこうと思ったわけです。
(書いた以上はやらなきゃいけないしね!)

あ、それだけです、今日は具体的に何も書かないのですが。
すいません。

《参考リンク》
まてぃっこブログ 「税務・法務・著作権…制作者を強力サポート。韓国KAMSが実施するオンライン・コンサルティング」(2013/03/16)
まてぃっこブログ 「参加費無料で驚異の就職率80.7%!韓国の公演企画者養成コース」(2013/03/05)