その名のとおり、光州をアジアの多様な文化の研究・教育、文化芸術の創造・交流・発信が行われるハブにしようというもので、その事業の拠点となるのが「国立アジア文化の殿堂」です。
この「国立アジア文化の殿堂」に関しては、以前にNEXT制作手帖の連載コラム「来なきゃ分からないことだらけ from ソウル」Vol.5に詳しく書いたので、ぜひこちらを参照してくださいね。
で、このコラムを書いた当時(といっても半年前の2012年9月なんですけどね)、「国立アジア文化の殿堂」の中にある「アジア芸術劇場」の芸術監督としてフリー・レイセン氏が就任することが決まっているなんて書いたわけですけれども、その直後にフリーはベルリンのフェスティバル「Foreign Affair」(元・spielzeiteuropa)の芸術監督に就任することがForeign Affairから公式アナウンスされ、「えっ、光州はどうしたの?2つの国で芸術監督やるの??」なんて関係者の混乱を招いたわけです。
で、この件に関して光州側からは現在に至るまで一切の公式アナウンスは発表されていません。
でもまぁ、もちろんいろいろな所から、今こうなっている、あの人があれらしい、なんて噂や現状の話もいろいろ聞くわけですが、それもまた変わったりもするので、光州がオフィシャルにアナウンスをするまでは、私も特にこの件に関して何かを書いたりすることはないと思います。
それはともかくとして、昨日「国立アジア文化の殿堂」の鳥瞰図と配置イメージが公表されました。
元のページはこちら。(イメージはZIPでダウンロードできます。)
すでにこれまでに使用されてきたイメージも混ざっているのですが、新しいものもあるので改めてご紹介。なお、全体の配置図はハングルの上に日本語を載せました。
(クリックで大きくなります)
全体の配置図 http://www.cct.go.kr |
鳥瞰図(1) http://www.cct.go.kr |
鳥瞰図(2) http://www.cct.go.kr |
民主平和交流院 http://www.cct.go.kr |
こども文化院 http://www.cct.go.kr |
依然としてまだまだどうなるか全体像の見えない「国立アジア文化の殿堂」ですが、ようやく少しづつ、少しづついろいろなことがアナウンスされ始めてきたので、私も今後の動向を注意深く見ていきたいなぁと思っています。